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はじめての海外ラリー

 はじめての海外ラリー参戦で、1日でも多く走り続け、そして完走に漕ぎ着けるためには、まず「体力やテクニック」は必須です。そして次に重要になるのが、「情報収集」といえるでしょう。ラリー中、毎晩行われるブリーフィングでの変更箇所発表は意外に多く、時にはルートが左右逆に変更されたり、チェックポイントが増えたり減ったり、速度制限が突如設定されたりとさまざまです。当然それらの情報を入手していないと、翌日のミスコースやペナルティは確実で、いくら頑張って走っても順位を落とす結果になってしまいます。

 もし参加される皆さんが、中学生程度の英語を操れるのなら、英語の話せるブラジル人エントラントに聞いて通訳してもらうことも可能ですし、翌日の重要ポイントを教えてくれるラリー仲間もすぐできると思います。そうでなければ、やはりどこかのチームに所属する(サポートを頼む)か、優秀な通訳(ラリーのシステムが理解できている)を同行させるしかないでしょう。その辺りが海外ラリーのネックだと思いますので、私共のAPOIO(サポート)を依頼されるのがベストだと思います。ただし、その苦痛や労力を、「海外ラリーの醍醐味」として捉えられる方は、単独参戦もきっと素敵な思い出になるでしょう!

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by yoshirally | 2001-03-31 23:20 | ラリー・レイド | Comments(0)

セルトンエスの「バリーズ」

 海外のラリーレイドで、よく「バリーズ」という言葉を耳にします。これは、主催者側が準備し、参加者全員(正確には車輌1台に1機)が購入する「非常用SOS発信機」のことを意味します。機能としては、航空無線の周波数を利用して、SOS信号を発信する送信機です。原則的に、スイッチを入れるとリタイヤとみなされ、レスキュー隊が駆けつけるシステムになっています。

 セルトンエスでは、このバリーズを市販の無線機(144Mhz帯)で代用します。機種や出力の指定は特別無く、各自購入して携帯します。やはりこの分野は日本人が有利なので、機種を吟味して選択することが可能です。なるべく軽量でハイパワーなものを選びますが、さらに、生活防水であればパーフェクトといえるでしょう。ただし、バリーズが無線機である以上、アクシデントが起こった場合はスイッチを入れるだけでは機能せず、何らかの言葉を発しなければなりません。日本語で、「たすけてー!」では話にならないので、最低限のポルトガル語か英語を覚える必要があります。
 
 参考までに、私が以前使用した機種を紹介しましょう!
KENWOOD社のTH-G71という144Mhz/430Mhzのデュアルバンド機です。本体にはポリカーボネイト樹脂を採用し、アメリカ国防総省のミリタリー規格(MIL-810)をクリアしたモデルです。アウトドア仕様(生活防水・堅牢性)で、なおかつ乾電池使用時においても4.5W(出力)を発揮します。価格は確か3万5千円ぐらいだったと思います。

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by yoshirally | 2001-03-27 23:27 | セルトンエス | Comments(0)

アマゾン・クルーズ!?

 セルトンエス・ラリーでは、リエゾン(移動)区間中に幾度となくアマゾン川の支流を渡ります。橋が無く、川幅が狭く浅いところは直接マシンで川渡りとなりますが、水深が深いところはそうもいきません。そこで渡し舟の登場なのですが、これがまた大小さまざまなタイプがあり、本当に面白いのです。本来なら、乗船中は一時の休息時間になるはずですが、動力を全く持たない渡し舟などは、両岸から渡してあるワイヤーロープを乗客全員で引っ張り進むため、かえって疲れてしまいます。しかし、それ以外の渡し舟には、小さなKiosk(売店)が付いていて、川魚のフライや「Banana a milaneca」(バナナフライ!)などが食べられます。Kioskが付いていない小さな渡し舟でも、Coco(ココナッツジュース)を売るオジさんが乗っていたりして結構なごめます。

 ただひとつやっかいなのが、渡し舟が1隻しかない場合で、それに乗り遅れてしまうと次に来るまで数十分も待つはめになり、速い四輪車が来てしまうケースがあります。そうなるともう大変で、いくらリエゾンとはいえ、四輪車が巻き上げる物凄い砂埃に悩ませられながら走ることになってしまいます。

 ちなみに、渡し舟の料金は「タダ~2ヘアル(100円)」ぐらいです。

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by yoshirally | 2001-03-19 23:17 | セルトンエス | Comments(0)

恐怖の「M.B.」!??

 今回は、「セルトンエス」に出場する方に最も大事なお話し!
セルトンエスのコースは、基本的には道を走ります(これでも道かな?と思われる所も含みます)。気持ちの良い牧場のルートや草原でのGPS走行。「ここは絶対ピラニヤがいるな」と思われる川渡り。アフリカの砂漠さながらの真っ赤な砂(すぐお隣りはアフリカですからね!)。そしてジャングル・ジャングル!
地球上のありとあらゆる地形を思う存分満喫できますが、そこには危険な罠も待ち受けています。それが今回お話しする「M.B.」〔マタ・ブーフ〕(ロバを殺す!の意味)です。

 これは人間が作った家畜脱走防止用の罠で、牧場地帯に数多く見かけられます。一体どんなものかというと、深く掘った横溝の上に、車の車輪が通る部分だけ10cm幅程度の角材を数本、間隔を置いて渡してあるだけなのです(長さにして約3m)。こうして置けば柵と柵の間に扉を設けなくても、四つ足の家畜が隣の敷地に逃げることもありません。この「M.B.」が我々ライダーにとって非常に危険で、中でも「M.B.L.V.C.」(コーションマーク3個以上)とルートブックに表示される橋の中央部分が全く何も無い「M.B.」は、究極の1本橋走行を強いられます。フロントタイヤを落として前転したり、木と木の間にタイヤが挟まり立往生しているライダーをたくさん目撃しました(何を隠そううちの相棒も前転しました)。

 私は、セルトンエスでこの「マタ・ブーフ」が一番怖かったです…。

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by yoshirally | 2001-03-10 22:08 | セルトンエス | Comments(0)