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TOOLにこだわる!

 最近私は"STAHLWILLE"〔スタビレー〕に凝っている。
以前TOOLといえばやはり"SNAP-ON"〔スナップ・オン〕だと思っていたが、そのSNAP-ONも完璧ではない。各ツールメーカーによって特徴があり、得意分野もさまざまである。もちろん、SNAP-ON社の総合的なラインナップは素晴らしいが、ヨーロッパのツールメーカーも捨てたもんじゃない。見栄えはSNAP-ONにはかなわないが、質実剛健をコンセプトに開発されたヨーロッパツールの中でも、STAHLWILLE社のレンチ類はコストパフォーマンスに優れ、何よりも独特な「なし地仕上げ」が絶妙な手触りを生む。(油手で握っても滑りにくいと言う…)重量面でもかなり軽量で、ツールを腰に装備するわれわれライダーにとってはありがたい存在である。

 前回のセルトンエス参戦では、ラチェット・ソケット類をSNAP-ON、コンビネーションやスパナはSTAHLWILLE、ドライバーはスイスのPB、そしてモンキーはスウェーデンのBAHCO〔バーコ〕という豪華な組み合わせでセットを組んで参戦した(詳細については、「エクイップメントを考える…」をご覧ください)。

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by yoshirally | 2001-01-24 23:12 | TOOL | Comments(0)

APOIOのお話し

 英語で言うところの「SUPPORT」、ポルトガル語では「APOIO」〔アポイオ〕と言い、ラリー・セルトンエスではエントラントを陰でアシストする人達のことを意味します。

 我々が毎度お願いしているAPOIOは、「Di Paolo Motos」〔ジパウロ・モトス〕。イタリア系の気の良い社長が経営する、大会人気NO.1のプロ集団です。昨年は「PILOTOS」〔ピロート〕(パイロット)の増加に伴い、大型カミオン(トラック)を導入し、クイックアシスタントとしてV6 3000のパジェロとお友達のシボレーピックアップも同行してくれました。

 アポイオ人員は総勢9名(内メカニック4名)で、きめ細やかなサービスを提供してくれます。ピロートはワークスライダーのように、ゴールすればすべてアポイオがやってくれ、ピロートは即シャワーや食事に出掛けることが可能です。唯一の仕事といえば、ブリーフィングに参加し(通訳に任せることもOK)、翌日のルートブックをチェックしてマップホルダーに巻き付ける程度です。また、ホテルが取れないビバーク地では、消化の良い食事やビールまで用意してくれ、まさに「至れり尽せり!」状態です。明るい雰囲気作りも大変上手で、キャンプ地にはいつも笑顔が絶えません。このような陰での支えがあってこそ、ラリーは成り立つのだときっと痛感することでしょう。

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by yoshirally | 2001-01-23 23:05 | セルトンエス | Comments(0)

マシンリメイクについて

 セルトンエス仕様のマシンを作る場合、フューエルタンク容量とナビゲーション・システムさえレギュレーションをクリアしていれば、あとはストックでもほぼ問題は無い。他のラリーとは違い、水タンクを装備したり、テールライトを追加したりする必要が無いのだ。

 また、夜間走行がほとんど無いため、ヘッドライトを強化する必要も無い。よって、できるだけストックに近い軽量マシンに仕上げることがポイントだ。

 レギュレーションにもあるように、ハンドガードの取り付けは必須である。それ以外のガード類に関しては自由だが、あまりオーバー・ガードにならないように注意したい。あとはギヤ比の設定だが、高速ステージや長いリエゾン(移動)を考えると、やはり120~130km巡航が可能なぐらいのセッティングを施したいところだ。

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by yoshirally | 2001-01-22 22:50 | ラリー・レイド | Comments(0)

エクイップメントを考える…

 基本的な考え方として、「マシンが壊れた時のために持つ」というのが一般的だが、転倒などにより自ら壊さないためにも、「あえて持たない」というのも“アリ”だと思う。私は前回、後者的な考え方でできるだけ装備品を減らし、普段通りのライディングができるように心掛けた。

 まず、装備品の中で最も重要なものは、ツール・スペアパーツ・飲料水だろう。この3種類をいかに軽量に、なおかつバランス良く装備するかがキーポイントだ。まずツールは、MSRのENDURO TOOL PAKに収納する。内容は、1/4サイズのフレキシブルシールラチェット(Snap-on)・ソケット(8-14mm Snap-on)・エクステンション(2in.4in.Snap-on)・ショートコンビネーション(8-17mm スタビレー)・差し替えドライバー(PB)・バイスグリップ付マルチツール(カショー)・モンキーレンチ(バーコ)・タイヤレバー(DUNLOP)・CO2ボンベ・パッチセット・ニップルレンチ(KTC)・プラグレンチ(純正品)・チェーンカッター・マグライト・ライター・タイラップ(T&B)・ステンワイヤー・ガムテープ(Duct Tape)・クイックスチール(MSR)・エポキシ接着剤など。次にスペアパーツだが、左右のレバーとスパークプラグ・チェーンジョイント・フロントチューブをマシンのリヤバッグに入れる。最後に飲料水は、お約束のキャメルバック(100oz)に入れ、背中に背負うことになる。

 以上、詳細を明記するとかなりの量に思えるが、実際に工具類はツールパックを含めても2kg程度であった。

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by yoshirally | 2001-01-21 22:48 | ラリー・レイド | Comments(0)

ナビゲーションシステムのレイアウト

 ラリーレイドにおいて、まず1番に頼るものといえば「ナビゲーション・システム」、そして後は自分自身でしょうか…。その最も重要なナビゲーション・システムのレイアウトですが、毎度のことながら悩まされています。参考までに、2000年に使用したWR400のコックピットを紹介します。過去の経験の中では、かなりシンプルでクオリティーが高いと思っています。

 まずGPSは、使用頻度と転倒時においての破損を考え、あえてステアリングポスト上に配置しました。マップ・ホルダーとICOはお決まりの定位置ですが、角度や取り付け方法にこだわりました。

 結果的には、数回の転倒に見舞われたにもかかわらず、ナビゲーション・システムへのダメージは皆無でした。セルトンエスのスタイルとしては、理想形だと考えます。

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by yoshirally | 2001-01-20 22:07 | ラリー・レイド | Comments(0)

「ICO」を勉強しょう!

 私がまだアフリカに夢中だった1?年前、ICOデジタル・メーター(電気的に車輪の回転速度を感知し、距離や速度を液晶画面に表示するラリー用メーター)など、ワークスマシンぐらいにしか付いていなかった記憶がある。今では国内でも簡単に手に入るようになったが、アメリカの現地価格から計算するとちょっと割高な気がする。(中には良心的な日本語マニュアルを付属してくれるショップもあるので購入時は要チェックだ!)

 基本的に電源の種類により2タイプあり、単四乾電池3本で稼動する「Rallye 2」と、外部電源(12V)又はボタン電池3個で稼動する「VR」とがある。どちらも機能はまったく同じで、Distance(距離)・Current Speed(速度)・Clock(時間)等を表示出来る仕組みになっている。

 操作はいたってシンプルで、あらかじめタイヤの外周サイズさえ入力しておけば、後は各モードへの切り替えをすべて手元のスイッチにて行える。ただし、メイン電源を「ON」にする時のみメーター本体のボトムボタンを押す必要がある。

 ラリーでは主に「Distance」表示を利用し、ルートチャートに記載されている距離との補正をしたり、ゼロリセットを行ったりする。それ以外の機能としては、速度モードに置いて最高速度を記録しているが、これはあまり他人には見られたくない(?)ので早めにリセットした方が無難かも知れない…。

 参考までに、ブラジルではICOのことを「イコ」と呼んでいます。

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by yoshirally | 2001-01-19 21:40 | ラリー・レイド | Comments(0)

Windows CE マシンと GARMIN

 ラリーでの毎晩の作業といえば、翌日のルートをチェックし、マップ・ホルダーにコマ図を巻き付ける。そして何よりも面倒なのが、GPSにWaypointを入力する作業である。
 
 携帯電話の操作に慣れたわれわれでも、GPS本体にある数少ないボタンを利用しての入力作業は効率的ではない。そこでこのWin.CEマシンの登場だ!プロの勧めで「CASSIOPEIA A-60」を購入し、「Garmap CE」と言うGARMIN GPSとWin.CEマシンとを連動させるフリーソフトをインストールした。そしてWin.CE Cable(両者を繋ぐ特殊ケーブル)で接続すると、Win.CEマシンでのWeypoint入力も可能になり、GARMIN GPSへ瞬時にアップロードしたりダウンロードしたりできるようになる。あとは、「AVIVA」のようなブラインドタッチを、この小さな「CASSIOPEIA」でマスターすればもう完璧である。

※ 近年のセルトンエスでは、GPSポイントのダウンロード・サービス(有料)があるため、あえてWin.CEマシンを用意する必要はありません。

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by yoshirally | 2001-01-18 21:28 | ラリー・レイド | Comments(0)

セナのCemiterio(墓地)

 日本中がF1に夢中だったころ、私は“隠れセナファン”だった。セナのストイックな走りと緻密なレース運び、そして何よりも、人間らしい感情の表現がラテンの血を感じさせてくれた。セナが事故死してからは、私はなんとなくF1を見なくなった。もともとF1自体が好きではなかったのかもしれないが、もしかすると、当時の思い出をそのまま取っておくためだったのかもしれない……。

 セナの墓は、サンパウロのセントロ(中心街)から南西約20km、Morumbi〔モルンビ〕という場所にそれはある。イメージ的には、セナ個人の墓が広い敷地をさき、ドカンとたたづんでいる気がするが、芝生の植えられた静かな霊園の、小高い丘の上にひっそりとあった。日本のように墓石などは無く、芝生の地面に、ネームを刻んだプレートが1枚埋められているだけだった。もちろんその周りには、同じ間隔で他の方のプレートが並んでいる。
 
 ただひとつ他と違うのは、2メートルほどのまだ小さな木が植えられていることだけだった。

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by yoshirally | 2001-01-18 21:16 | ビバ!ブラジル | Comments(0)

ドイツTOURATECH社のGPSマウント

 このGPSマウントは、非常に精巧な造りをしています。材質はアルミとアクリルの組合わせで、接合には全てビスを使用し、溶接等は一切ありません。マシニングにより加工・軽量化されたアルミプレートは美しく曲げられ、アクリルの台座に見事に収まっています。マシンへの取り付けも、アクリル台座から伸びたラバーマウントスタット4ヶ所を、ルートチャートホルダー取り付け用プレート等に装着すればOK!(ステアリング・クロスバーへの取り付けキット付)

 GPSとの取り付けは、GARMINの液晶画面の上下(横置きの場合)にある4ヶ所の窪みに、アクリル製の爪でガッチリと固定。でも脱着はワンタッチで可能です(脱落防止用エマージェンシー3mmHEX付属)。

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by yoshirally | 2001-01-17 21:10 | ラリー・レイド | Comments(0)

GARMIN GPS2 Plus をチョイスする。

 2000年のセルトンエスより、GPS(グローバル・ポジショニング・システムの略)の携帯が義務付けられた。そのことにより、GPSに関連する、電源・アンテナ・取付け、そしてPCとの接続や最も大切な使いこなし等々… 越えなければならないハードルがいくつも発生した。

 まずはじめに機種の選択だが、どうやら主流は「GARMIN」のようだ。「MAGELLAN」のプライスも魅力的だけど、スクリーンが縦表示というのが、どうもメーター周りへのレイアウト的に難しい気がする。ここはひとつ、米国価格約$200(並行輸入価格約¥30,000)の大枚を叩き、縦横表示が可能な「Garmin GPS?Plus」を選ぶことにする。ちなみにこの機種は、他の海外ラリーでも数多く使用され、非常に信頼性も高い。外部アンテナや電源の問題さえクリアすれば、ほぼベストな選択だと言える。なお、同メーカーには「GPS12」や「GPS12XL」等もあり、コストパフォーマンスの点でも非常に優れているマシンもラインナップされている。

 GPSの携帯義務でますます面白くなってきたラリー・セルトンエス。
これでこそ「ラリーレイド」、BAJAなどには無い魅力が感じられそうだ…。

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by yoshirally | 2001-01-16 20:54 | ラリー・レイド | Comments(0)